男性更年期障害

当院では、男性更年期障害および男子性腺機能低下症/男子性腺機能不全に対する治療を行っています。
院長は内分泌代謝科専門医として、男性ホルモンの評価や補充療法を含む内分泌診療に携わってきました。当院では、症状だけで判断せず、採血検査や基礎疾患の確認を行ったうえで、安全性に配慮しながら男性更年期障害の治療を行います。

生活習慣病、下垂体疾患に続発する男性性腺機能低下症がある

男性ホルモンの低下は、加齢に伴ってみられることがおおいですが、下垂体疾患などが背景にある続発性性腺機能低下症として生じる場合もあります。
また、肥満症、2型糖尿病などの生活習慣病に伴って、男性ホルモン作用の低下がみられることもあります。
当院では、男性更年期障害いわゆるLOH症候群だけを切り離して診るのではなく、生活習慣病や肥満症、糖代謝異常なども含めて総合的に評価し、治療方針を検討します。

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保険診療での治療について

保険診療では、主にエナルモンデポー筋注による男性ホルモン補充療法を行います。漢方薬を用いる場合もあります。
保険診療で治療を行うためには、男性更年期障害に関連する症状があり、採血検査で男性ホルモン値を確認したうえで、男子性腺機能低下症として治療が必要と判断されることが前提となります。
具体的には、血清総テストステロン値が250 ng/dL未満、または遊離テストステロン値の低下を認める場合などに、症状、下垂体ホルモンを含む内分泌学的評価、全身状態を総合的に確認して判断します。
ただし、保険診療で使用するエナルモンデポー筋注は、入荷が不安定な場合があります。治療適応がある場合でも、在庫が確保できない場合には、保険診療での注射治療を開始できないことがあります。

自費診療での治療について

はじめから自費診療をご希望される場合やエナルモンデポー筋注の在庫が確保できない場合には、1UPフォーミュラによる治療をご提案することがあります。
1UPフォーミュラによる治療は完全な自費診療です。診察、採血などの検査、薬剤費も自費診療として扱います。
また、保険診療で男性更年期障害に関する検査を行ったあとに、同じ男性更年期障害の治療として自費診療へ切り替えることはできません。そのため、初めから自費診療として診察・検査・治療をご提案する場合があります。

治療前・治療中の検査について

男性ホルモン補充療法を安全に行うため、治療開始前には採血検査が必要です。
男性ホルモン値だけでなく、必要に応じて下垂体ホルモン、血算、肝機能、脂質、糖代謝、前立腺に関する項目などを確認し、治療を行ってよい状態かどうかを判断します。
治療開始後も、効果や副作用を確認するため、定期的な診察と採血検査が必要です。

不妊治療について

当院では、男性更年期障害や男性ホルモン低下に対する診療を行っていますが、不妊治療は行っておりません。
精子の検査、精巣の検査、男性不妊に関する詳しい評価が必要な場合には、泌尿器科または男性不妊を専門とする医療機関への受診をおすすめします。

まずはご相談ください

男性更年期障害では、疲れやすさ、意欲の低下、気分の落ち込み、睡眠の不調、性機能の低下など、さまざまな症状がみられます。
当院では、症状と採血結果、年齢、基礎疾患、下垂体疾患などの内分泌学的背景、肥満症や糖尿病などの生活習慣病、治療リスクを総合的に確認します。
男性更年期障害のような症状でお悩みの方は、まずは医師に相談し、症状にあわせた鑑別診断を行っていきます。

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