健康の良き相談相手として、 一人ひとりの「かかりつけ医」を目指し、 皆さまの健康増進に努めていきたいと考えております。
見逃されがちな内分泌疾患、専門医が正確な診断と治療を提供
内分泌疾患は特徴的な症状が少なく見逃されやすい病気ですが、林クリニックでは専門医による正確な診断と治療を行っています。甲状腺疾患や骨粗しょう症、原発性アルドステロン症などの疾患に加え、男性の更年期障害(LOH症候群)にも対応。テストステロンの低下による心身の不調も早期発見と治療で改善が期待できます。気になる症状があれば、ぜひお気軽にご相談ください。
体内で分泌されるホルモンが多すぎたり少なすぎたり、あるいはホルモンが作用する臓器に問題があると、さまざまな内分泌疾患が発症します。内分泌疾患は「珍しい病気」と考えられがちですが、実は甲状腺疾患や骨粗しょう症など、比較的頻度の高い病気も多くあります。
内分泌疾患は「すぐに分かる」症状が少ないため、見逃されがちです。例えば、甲状腺疾患は「疲れやすい」「体重が増えた(減った)」「便秘がひどい」といった、他の病気でも見られるようなありふれた症状が多いです。しかし、橋本病やバセドウ病、甲状腺腫瘍などは頻度が高い病気で、放置すると生活に支障をきたすことがあるため、疑いがある場合は早期の検査が必要です。
橋本病、バセドウ病、甲状腺腫瘍など。これらの病気は、症状が軽度であっても早期の検査と診断が大切です。放置すると生活の質に影響を及ぼすため、検査を受けることが重要です。
骨密度が減少し、骨折しやすくなる病気です。特に高齢者では骨折が原因で寝たきりになるリスクが高まるため、早期の診断と治療が重要です。
副腎皮質から分泌されるアルドステロンが過剰になることで起こる疾患です。高血圧の原因となり、放置すると血管合併症のリスクが高まりますが、適切に治療することで予防できます。
林クリニックでは、甲状腺、副甲状腺、副腎、下垂体、男性更年期に関する内分泌疾患に対応しています。必要に応じて大学病院などの連携医療機関での精密検査や治療もサポートします。
内分泌疾患でお悩みの方は、早期の診断と治療を目指して、ぜひ当院にご相談ください。
40歳前後から60代にかけて、男性ホルモン(テストステロン)の減少により、さまざまな心身の不調が現れることがあります。次のような症状に心当たりはありませんか?
男性更年期障害は、加齢やストレスによってテストステロンの分泌が低下することで引き起こされます。女性の更年期障害のように決まった年齢で発症するわけではなく、40代以降であればいつでも発症する可能性があり、症状が長く続くこともあります。
血液検査(肝機能、腎機能、脂質、血糖、甲状腺関連のTSH、前立腺特異抗原(PSA)、テストステロン・フリーテストステロン、LHなど)
問診による評価(AMSスコア)
採血と問診(AMSスコア)より、男性更年期障害と診断された場合には、男性ホルモン補充療法が適応となります。しかし本邦の保険診療では、男性更年期障害に対する保険が適応されていません。現状で適応があるのは、二次性徴の発来がない類宦官症、造精機能障害による男子不妊症などに限られています。 欧米などでは、すでに保険が適応され複数の治療選択肢がありますが、現状の日本では自費診療または市販されている一般薬となっています。 男性ホルモン製剤の補充には、大きく注射と外用があります。 治療には、2~4週間に1回の筋肉注射による男性ホルモン補充療法や漢方薬が用いられます。この治療により、発汗、不眠、イライラ、性欲低下、勃起不全(ED)などの症状を改善します。 男性更年期による不調が気になる方は、まずはお気軽にご相談ください。