健康の良き相談相手として、 一人ひとりの「かかりつけ医」を目指し、 皆さまの健康増進に努めていきたいと考えております。
認知症の兆候に対してスクリーニング検査を行うことで、早期発見が可能です。 もし、認知症だと判明した場合は、介護を含めた総合的な予防を行う必要があります。 当クリニックでは、ケアマネジャーやデイサービス訪問リハビリ部門もございますので、トータルで認知症予防をサポートいたします。
病歴、生活状態を聞きます。
簡単な認知症スクリーニングテスト(長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)とMMSEを行い、必要に応じて重症度評価表(CDR)やFAST(Functional Assessment Staging)を行います。
頭部MRI検査(MRI、MRA、VSRAD、T2star、Diffusion)を原則全例に行い、頭の中を詳しく評価し、必要であれば脳血流検査(SPECT)を行います。
また、早期アルツハイマー型認知症に関してはMRI画像を用いて海馬の萎縮度を診る検査「VSRAD」・「SPECT」など、脳の血流検査も連携している病院で検査が可能です。
※MRIとSPECTは、提携医療機関での検査となります
※必要に応じて認知症を引き起こす基礎疾患の原因を調べることがあります
認知症については、薬物療法はあくまで従であり、主ではありません。運動と投薬を組み合わせつつ、経過観察しながら治療にあたることが大切になります。
運動療法(関節可動域訓練、筋力増強訓練、持久力増強訓練、基本動作訓練)を取り入れています。